介護業界は、未経験でも就職できる事業所も多いですが、大抵はホームヘルパー2級、もしくは介護職員初任者研修を修了した方が応募条件に加えられています。理由は、それらの専門資格がないと、ホームヘルパーの仕事をする時に出てくる、入浴介助や更衣介助などが行えないからです。老人ホームは、ただの見守りのアルバイトではなく、身体介助も求められるので、それが必要となってきます。

また介護職員初任者研修は、取得するとホームヘルパーになれるだけでなく、有料老人ホームやグループホームやデイサービスで働けるようになる資格です。取得するだけで一気に働ける事業所の数が多くなりますので、業界で取得が推奨されている事も多く、安定度も優れています。

取得後は、更新手続もなく、基本的に何年でもそれが有効ですし、取得した人が実務経験を積んでステップアップすることで、介護福祉士の受験も可能になるというおまけ付きです。介護職には、どんな資格があるのか〔資格をとってスーパーヘルパーに！〕で勉強してみましょう。

取得講座を受講すると身体介助の方法の他に、高齢者との接し方という基本的な部分から学習できるというのも受講するメリットとしてあります。講座については、安い所だと5万円前後となっています。数万円程度のお金は掛かりますが、取得すると介護業界では、ほぼ一生役立つ便利なものです。

施設で働くのも良いですし、在宅介護の現場でも何かと重宝される資格で、運転免許がある方は、デイサービスやショートステイ等の送迎ドライバー業務も出来るようになってきます。